食品工場経営理念 小山畜産青梅工場 |
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株式会社 小山畜産青梅工場
(株)小山畜産青梅工場はこう考えています。5 一ページ目と同じ色ですが、書いてある内容は違いますよ。 大した内容ではないですが、お読み頂けるとありがたいです。 |
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信用スルナ |
工場で商品をつくる裏側では、いろんなトラブル、イレギュラー、ミスが起こります。 すべて人為的原因で起こります。工場の調理加工の設備機械が原因で起きたトラブルはありませんッ と言ってもイイくらいです。 原料の発注〜製品の納品、ユーザー様のご利用までに何か問題が起きる時は、それに関った人の確認ミス・未確認・不注意コレに尽きます。
どんなに完璧な製造マニュアル、製造管理体制をつくってみても、それに沿って仕事をする人がキチンとやらなければ意味がありません。 人は、作業に慣れてくると(からだで仕事を覚えてくると)、頭を使いません。面倒な確認作業をハブイテ仕事をしてしまいます(いつも大丈夫ダカラ ということで。) また、タチの悪い事に本人は、その作業を100%理解しているツモリになっています。キチット出来てると思い込んで、自分のヤッタ事が間違っていないか再確認をしなくなるものです。 こんな時に事故や問題が起こります。 (ドコの世界でも同じかナ?) 商品の事故やトラブルが起きるのは簡単です。たった一つの確認をしなかった為に簡単に発生します。
味が違う!内容量が違う!形・重さ・大きさが違う!数が違う!ラベル表示が違う!箱が違う!異物が混入している!賞味期限が違う!・・・・NOぉ〜〜! 数え上げればキリがない程、幾らでも発生する可能性はあります。 ★自分は安全運転しているつもりでいて、交通事故が起きる原因と同じ様なものです。 ドウヤッテそれを防ぐのか? 簡単です。常に確認すればいいのです。 自分はイッツモ作業員に『仕事は常に確認!』と教えています・注意しています。 事ある事に言い続けています。 心配な時は先に言ってヤリマス。相手の瞳を覗き込んで相手の心に言ってヤリマス。 もう一つの対処法は、『何事も絶対に信用しない』 デス。 工場の作業員の作業も、自分自身も信用しない事です。 始めから信用しないから、心配だから何事もオノズト確認する様になります。 楽をしようとか、アノ人がやった仕事だから間違ナイダロウ、などと絶対に思わなければ良いだけなのです。 熟練者=間違えがない⇒×
熟練者=ミスをする確率が少ない⇒○ と解釈を変える事です。 商品のクレーム等の問題が起こった時、先ず自分が調査します。 出てきた商品の状態・様子を元に、推理・推測・憶測・根拠・同定・見当を付け、刑事・探偵の如くあらゆる疑いのある可能性の中から一つ一つ 白・黒の目星を決めていきます。 そうやって原因をサカノボッテ追究していくと、加工中での単純なミス、未確認、不注意が原因で起きた人為的問題だという事が分ります。 何か問題が起きた時はソンナモノなのです。 職場で自分のヤリカタを理解してもらうマデには抵抗があります。 お姉さん達、女性には特に。 でも何かあった時に、こうでしょ。こうでしょう。ココを見なかったからコウナッタンデショ。と説明をしていくと分ってもらえます。 次回から確認する事が大切な事だという事を理解してもらえます。 ハナから自分が人を疑っているのではなく、たずさわる人達の作業を疑って見ている意味を理解してもらえます。 (オマワリや刑事の様な態度、振る舞いは大変な事です。疲れます。) 対処方のもう一つ肝心な事は、『トラブルの原因を必ず突き止める事』です。 原因が分らないから野放し・アヤフヤに絶対にしない事です。また必ず同じ事が繰り返されるからです。 その時、証拠や関係要因・情報が不十分で突き止められなくても、絶対にホカさず 常に探る事を忘れない事です。 何時か必ず原因が明らかになる事を信じて、原因を見逃さない事です。 (経費とか、時間とか、労力うんぬんの問題ではありません。) 原因さえハッキリ分れば、二度と繰り返さない方法をつくれば良いだけなので、問題は解決!(スッキリしまス。) 食品工場に限らず、ものづくりをする世界においてクレームとか問題が起きてしまうのは、上記の事をしなかった為ではないでしょうか。
コレは、義務ではありません。ものづくりをする上での使命です。 仕事に対する義務感では無理があります。使命感を持って仕事に従事する事です。 心がまえがマッタク変わります。つくるものに対して自然に気が入ります。気合が入ります。 (ドコゾの役人にも 職務に対する使命感があればナァ〜。) うんちく:コレをお読みの専業主婦のお姉さんへ。 あなたは愛を持って毎日主婦をしてますか? 育児や家事は、妻の義務・母親の義務と思ってやっていると、カッタルイし疲れるし、頭にくることも出てきますよね。でもそれを、 妻の使命!母親の使命!と考えを改めてみるとドウでしょうか。 エネルギーが沸いてきませんか? 他人に言われる前に身体が先に動いていきませんか? それが自分自身の使命と、取り組み方をかえるだけで世界観も変わるという事なのです。 義務感で行動する人には、愛が感じられません。しかし、使命感を持って事に当る人には、何かを守ろうとする愛が見え隠れします。 これも一つの人間愛だと思います。 (自分は常にそうゆう姿勢でものづくりに取り組んでいます。ソンナンだから、なかなか妥協も出来ないのです。) 追伸、 「ウチの工場は、機械が原因で不良品が発生するんだよ。」 とオッシャル方がいるかもしれません。 それは違います。機械=要メンテナンス これが抜けているだけです。 機械は正直です。油一つ注さないで機械がいつも調子良く動く訳がありません。 機械の構造を理解して、必要なメンテナンスを定期的(使用頻度に応じて)に行わなければ機械は動かないと理解する事が肝要です。 (新品も中古機械も基本は同じです。) 食品機械は、温度・湿度の差の激しい環境でも性能が悪くなり難くつくってあるものです。 昨日も大丈夫だったから、今日も問題なく動くダロウと過信するのはいけません。 手入れを怠るといつか必ずシテヤラレマス。 その時苦労するのは自分なのですから、気になる時・時間がある時は見てやることです。 機械が故障する時・動かなくなる前には、必ずと言ってイイほど前兆・前触れがあります。 音で来るか、臭いで来るか、動きの一瞬のラグか、スイッチ類の切り替え時のチョットの遅れで来るか、何らかの合図が来るものです。 何時もとドコかが変だなと感じる事が大切です。 機械は 今の調子を喋ってくれません。 使う側・操作する側が、それを察知する事が重要です。 気が付けば調整・修理・部品交換をすれば良いのですから、故障してからアワテル事を考えれば楽なものです。 製造中 機械を動かしている時は、その機械を理解している人が側に付いて見てやることです。 機械にはモノを考える頭はありません。 機械が正しく作動しているか、良品の製品をひとつずつキチンとつくっているか、 マメに見てやる事が大事なのです。 2006/3/6 |
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品質管理 3 (こんな部分の事) |
最初のページで当社は、製造作業時に手袋はしないとお話しました。その事でもうチョット具体的にご説明します。 当社の製品は、たれや、水・お湯・冷却水を加工時にトテモ沢山使います。 その為、手袋をしていると中にそれらが入ってしまいます。どんなに注意しても入ってしまいます。 入れない様にするには、手を使わずに作業をするか、肩まである手袋?をするしかありません。 (サスガ!頭の回転の速い方はお分かりで?) ★あなたは幼い頃、雨上がりの水溜りで長靴を履いて遊んだ事はありますか? 遊んでいるうちに長靴に水が入ってしまって、グッチョン!グッチョン!音を鳴らして遊んだ事はありませんか? その長靴の中の水って衛生的に考えて綺麗な水? と思いませんよね。 (モット言うと、オジジの長靴で同じ事をした場合をドウゾご想像ください。) 同様に、手袋の中に入った水も長時間手袋の中で手の体温で温められて、イイ感じのヌル湯状態な訳で・・・・・。 いくら作業前に手洗いをしても、体温で直接手のヒラで温められ続けられれば、手袋の中の水は無菌とは程遠い状態です。 常に手袋の口が手のヒラより上を向いていれば問題ないですが、作業中手を上げる場合もあります。 その時、手袋の中のヌル湯が下に落ちたら? それが製品に付いたら?・・・・・・。 直接付かなくても、伝って伝って製品に付く事だってなんら不思議ではありません。 じゃあ何のために手袋を仕事でしているの? 当社製造においては、衛生的にあまり意味の無いシロモノ成ってしまっている訳です。 水仕事の比較的少ない作業等では、衛生的に意味のあるものには間違いはありません。 手袋は、当社の工場見学のお客様の見た目にイイくらいなもので、実際の作業においては・現場においては、不必要極まりないものなのです。 (カエッテ危険要因です。) そんな訳で手袋を極力しないで、各自携帯のアルコールスプレーでシュッッ!シュッッ!と消毒しながらヤッテマス。 要は、手のヒラの雑菌・大腸菌の殺菌と、細菌の細胞分裂を阻止出来ればイイワケダト考えるのです。 (結構コッチノ方が面倒ですが。 ヤッテマス!) 2006/3/17 |
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加工調味牛肉 雪 華 肉 |
加工調味牛肉? 難しい言い方ですみません。適切な形容する語句が無いのでこの様な単語になってしまいます。 和牛やソコソコ柔らかくて食べられる牛肉以外は、通常、挽肉・煮込み料理の素材・佃煮などにして食べるのが定石です。ところがそんな牛肉でも柔らかく・美味しく食べられる牛肉に加工したのが雪華肉(加工調味牛肉)なのです。 アメリカ産ビーフが輸入禁止の現在、通常(柔らかい)の牛肉は価格が高く、ソコソコ安いオースト産などは、チョット苦味があってカタイよなぁ。と思われている方が多いと思います。 そんな現状の牛肉業界に、やわらかくて安い牛肉を提案したのがこの雪華肉です。 本当に通常そのままでは、硬くてどうしようもない牛肉を見違えるやわらかさと、ソコソコ食べれる風味・ついでに霜降りっぽく加工した牛肉なのです。 日本には現在、雪華肉同様の加工調味牛肉は何種類か市場にございます。 (yahooオークションでも見かけます。) 加工調味技術の劣る製品は、焼くと肉が異常に縮んだり、風味が悪かったり、色が変だったり、肉が硬かったりと、品質面で難しいところがある様です。 いかに普通の美味しく食べられる牛肉の様に加工をするかという事が、とても難しいのです。 いろんなメーカーの加工調味牛肉を食べ比べした事のある方は、雪華肉に対して高い評価をしている事をお聞きしています。(ありがとうございます。) 雪華肉は加熱加工製品ではありません。その為、とっても製造が大変です。 温度管理、衛生管理、加工機械の衛生管理などなど・・・・・。 品質管理会社のアドバイザーに抜き取り菌検査を毎回してもらってチェックを怠りません。いかに安心してお客様がお召し上がり頂ける様、いかに品質を向上させれば良いか研究しています。 何故なら雪華肉には、細菌を殺す特別な薬品等を使用していないからなのです。 (当社工場経営理念をお読みになられればお分かり頂けると思います。) これは、雪華肉の調味液配合をつくっている方の方針でもあります。 出来る限りからだに良いもの・天然の原材料で配合を組み立てる事を主題につくっているのです。 ◎ 細菌を殺す薬品=生物を殺す目的のもの=人体にも良くないもの⇒使ってはいけないもの!という事です。(アルコールを除いて。) 日本食肉加工協議会は、全国に10社あり、雪華肉製造工場は当社を含め現在5社あります。 各工場の加工対象肉の種類などは様々ですが、年に4回 各工場長が集まり、加工技術や品質管理体制の意見交換・製品の品質確認など、トテモ同業他社には真似の出来ないレベルの事を行っています。 (日本食肉加工協議会加盟会社は、まったく個々の独立した会社・工場なのです。バックに大会社もなければ、共通な繋がりの無い会社・工場の集まりなのです。スゴイ事デス。) ★雪華肉は霜降り加工してありますが、和牛の代替品の目的でつくっているのではありません。 あくまでも安くて美味しい牛肉としておつくりしています。 コンナ時代であるからこそ、安くてみんなが気軽に食べれる牛肉商材としておつくりしています。 年々 雪華肉は品質が向上しています。味も衛生面もみんなで研究心を持って品質向上へ繋げているからです。(自分もボケッとしていられません。スグニおいて行かれそうです。) 機会があれば是非一度ご賞味ください。高級牛肉バカリお召し上がりの方には、味はイマイチかもしれませんが、ソウデナイ方のために一生懸命つくっています・頑張っています。 追伸、 立川営業所の頃の上司は、今は現役を引退して隠居しています。 当社工場の側に住んでいます。たまに雪華肉を買いに来ます。自分が食べるためにではありません。ご近所さんとバーベキューなどをする時のお使いです。 (上司は、牛肉の味の違いが分る人間が非常に少ない事を知っています。) 上司はご近所さんにこう言うそうです。 「この肉、ウメエから黙って食ってみな。」 ご近所さん達は、上司が牛肉のプロフェッショナルだった事を知っています。 だから 美味しい牛肉=超高級牛肉と思って食べる様です。 雪華肉は食べて美味しいから、誰も疑わないそうです。(ココは、喜んでいいところか?) 上司は、お酒が好きです。いい酒は大好きです。 ご近所さんがバーベキューで持ち寄る高級アルコールが飲みたいので、どうもそれに負けない牛肉を持ち寄ったフリをしている様です。 (上司の細君曰く。) 上司は商売上手な人でした。 商売上手はある意味コワイデス。 善い子の皆さんは、決して真似ヲしてはいけません。 自分はそういう目的の為に雪華肉をつくっておりません。 「所長ヤメテクダサイ!」 (でも怖くてトテモ言えません。) 以前、雪華肉を食べて上司がこう言ってました。 「今の肉屋は頭がカテェヨ。こんだけやわらかくて 価格が安くて、何でケチ付けるかなァ。分かってねえョ、そんなんだから・・・ウンヌンカンヌン。」 肉屋さんの代わりに説教されてしまいました。(トホホ・・・。) 自分は、真っ先に加工牛肉なんて邪道だー!と言われるのかと思いましたが、さすが上司!隠居しているとはいえ、マダマダ頭が切れる方です。(洞察力は凄いです。) でも雪華肉で商売上手な事はしないでください。お願いしまスゥ〜。 2006/3/17 |
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